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うつ病に関連する神経伝達物質①セロトニン

セロトニンとは?

うつ病と関連性の強い三大神経伝達物質といえば、「セロトニン」、「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」です。
今日はセロトニンについてです。

『セロトニン』 
ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある物質です。別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、不眠やうつ病などを発症しやすくなるといわれています。逆にセロトニンの濃度が高くなりすぎると、セロトニン症候群と言われる中毒症状が現れるなど、私たち人間の精神の安定にセロトニンが大きく影響しています。

セロトニンが不足するとどうなるの?
注:下記は症状の例ですが、症状は人により異なります。

・疲れやすい ・ぼーっとする ・やる気が起きない ・集中力がない ・怒りっぽくなる ・イライラする ・キレっぽい・落ち込みやすい ・すぐくよくよする ・食べ過ぎる/食欲がない(過食/拒食)・感情的になりやすい ・寝付きが悪い/眠れない(不眠) ・睡眠ホルモン「メラトニン」の減少・偏頭痛がでる ・欲求不満 ・日中眠い・姿勢が悪くなる ・緊張しやすい ・ストレスが溜まりやすい ・様々な依存症(買い物、ギャンブル、アルコールなど)になりやすい・うつ病 ・統合失調症 ・パニック障害 ・その他、様々な身体・精神的な症状


どしてセロトニンが不足するの?

多くの現代人がセロトニンの不足に直面していると言われています。
近年、大きく取り上げられている、うつ病患者数の増加や、自殺者数の増加、キレる未成年の増加、さらには新型うつ病などはセロトニンの不足との関わりが指摘されています。

人間の精神の安定に必要不可欠なセロトニンはなぜ不足してしまうのでしょうか?

セロトニン研究の第一人者である有田秀穂医学博士(東邦大学名誉教授、セロトニン道場代表)は、

大人から子供まで、セロトニン神経の減弱している方が多数見受けられます。
現代特有のライフスタイルにセロトニン不足の原因があるのではないかというのが私の見解です。
過度なコンピュータ操作、テレビやゲーム漬けの毎日、運動不足、昼夜逆転の生活リズムなどの不規則な生活…。
本来、規則正しい生活リズムで、軽い運動や日光浴などで、自然と活性化されるはずのセロトニン神経も、これでは衰える一方です。

と、 セロトニン不足の原因を現代社会の生活様式である分析されており、現代人の誰しもがセロトニン不足になる可能性があると言っています。

セロトニン神経の活動には、日光が大きく影響します。一昔前は、子どもは外で元気に走り回るのが当たり前でしたが、現代の子供達の遊びは屋内型の傾向にあります。長時間ゲームをやり続けるという習慣等は、セロトニン神経が脆弱化しやすくなります。しかし、今の時代、子どもからゲームを切り離すことはかなり難しいと考えられます。太陽の光が出ている時間帯は、なるべく外で光や風を感じながら屋外で遊び、太陽がかぎった頃、ご家庭で決められた時間(30分~60分)ゲーム時間を作るというように、工夫と適度な大人側のケアが必要になります。


現代人は、知らず知らずのうちに慢性的なセロトニン不足に陥り、気が滅入ってうつっぽくなってしまったり、こころのバランスが崩れてキレやすくなってしまったりするのです。


不足したセロトニンを増やすにはどうすればよいでしょうか?

セロトニンを増やすための方法は、『規則的な生活』、『日光』、『リズム運動』、『適切な食事』などがあります。 早寝早起き、適度な運動、朝起きたら日光をたくさん浴び、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。








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大切な人がうつ病になったら、家族は何ができるのか?


先ずは、安心してゆっくり療養できる環境を作ることが大切です。うつ状態の時は、周囲の音や光にも過敏になる場合もあります。それから医療機関への定期的な通院も欠かすことができません。抗うつ薬などを服用している場合、眠気などの副作用が出る場合もありますので、状況が許すようであれば公共交通機関を利用したり、車の場合はご家族が運転することをお勧めします。

また、患者さんの了解を得ながら会社の上司や産業医と連絡を取り、医療機関との橋渡しが必要になるかもしれません。患者さんは、自分が何も出来なくなったことに罪悪感を持ってしまう場合もあります。患者さんの為に良かれと思って、励ましすぎたり、責めたり、焦らせてしまうことはなるべく避けた方が良いですね。かえって症状を悪化させてしまう事になります。そっと暖かく見守る姿勢が大切です。

うつ病も身体の病気と同じで、適切な治療によって回復するので、処方された薬をきちんと服用するこも大切です。しかし、症状によっては、服用する薬の種類が多く患者さん自身が薬の管理をすること自体が難しい場合もあります。そんな時は、ご家族の方の声がけや服薬の有無を確認することが役立ちます。

回復する過程で、時としてうつ状態が少し悪化したりすることもありますが、ずっとその状態が続く事はありません。また少しずつ回復していくので、焦らずゆっくりと養生することが大切です。そして患者さんが回復した気分の背後にうつ状態が潜んでいる場合があり、時として死にたいという気持ちが強くなり場合があります。回復課程の背後に自殺の危険性が潜んでいることを理解し、ご家族が注意して見守ることが大切です。










薬はどれぐらいの期間飲まなければなりませんか? 副作用はどんなのがあるの?


抗うつ薬を飲む期間を3段階にわけて考えてみましょう。

薬の量に個人差があるように、服薬期間も患者さんによって違ってきます。
下記の経過はあくまでの順調な回復の目安となります。

①急性期治療
第1に症状を取ることが目標となります。薬が合うと、2週間ぐらいで効果が表れ始めます。順調なら3ケ月ぐらいで症状は徐々におさまっていきます。


②継続治療
症状がある程度収まったら、その状態を安定させることが目標となります。
少なくとも6ヶ月は続けるのが一般的です。


③維持治療
再発の危険性が高い場合、その予防の為に服薬を続けます。
期間については、個人差が大きいので数ヶ月の人もいれば数年単位で維持治療が行われる場合もあります。



【主な副作用】
・眠気、頭がボーッとする
・立ちくらみ、ふらつき
・目がぼやける
・口が渇く
・吐き気、胃がムカムカする
・脈が速くなる
・手の規則的な震え
・便秘、尿が出にくい
・生理不順、乳汁が出る
・イライラする、落ち着かない

副作用かも・・・・と気になったら、主治医に知らせて下さい。副作用かどうか判断し適切な対処をしてくれます。副作用だと思いこんで、自己判断で薬をやめたり、減らしたりすることは避けて下さい。うつ病の症状を副作用と間違えることが時々ありからです。また、ほかの薬を服用する場合も、主治医に伝えて下さい。










うつ病に使われる薬について

おもに抗うつ薬とよばれる薬が中心です。うつ病、うつ状態のほとんどの症状に効くといわれています。
日本で使用できる抗うつ薬は20種類ほどあります。それたの効果や副作用はそれぞれ少しずつ違います。患者さんの症状に合わせて薬の種類や量が決められています。


新しい抗うつ薬は、一般的に副作用が少ないといわれています。服用の仕方もさまざまで、食後3回だけでなく、1日1回でもよい薬もありますし、点滴注射のできる薬もあります。

この他にも、睡眠薬、抗不安薬、気分安定薬や漢方薬などを合わせて使うこともあります。また、更年期のうつ病では女性ホルモンが効く場合もあります。

【従来からの抗うつ薬】
三環系
( 一 般 名 )         ( 商 品 名 )
・イミプラミン塩酸基     トフラニールなど
・クロミプラミン塩酸塩     アナフラニール
・トリミプラミンマレイン塩酸  スルモンチール
・アミトリプチリン塩酸塩   トリプタノールなど
・ノルトリプチリン塩酸塩   ノリトレン
・ロフェプラミン塩酸塩     アンプリット
・アモキサピン        アモキサン
・ドスレピン塩酸塩      プロチアデン

その他
・マプロチリン塩酸塩     ルジオミールなど
・ミアンセリン塩酸塩     テトラミド
・セチプチリンマイレン塩酸  テシプールなど
・トラゾドン塩酸塩      リスリン、デジレルなど
・スルピリド         ドグマチールなど


【新しい抗うつ薬】
SSRI
( 一 般 名 )            ( 商 品 名 )
・フルボキサミンマレイン酸塩  テプロメール、ルボックスなど
・パロキセチン塩酸塩水和物   パキシル、パキシルCRなど
・塩酸セルトラリン       ジェイゾロフト
・エスシタロプラムシュウ酸塩  レクサプロ

SNRI
・ミルナシプラン塩酸塩    トレドミンなど  
・デュロキセチン塩酸塩      サインバルタ

NaSSA
・ミルタザピン         リフレックス、レメロン






臨床心理士による心理相談メールカウンセリング

テーマ : メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

うつ病ってどんな治療をするの?

うつ状態にはいろいろな症状があり、軽度のものから重度まで様々です。また、それらを引き起こす原因も複雑にからみあっています。例えば、心理的原因、環境的要因、性格的要因、身体的状態、年齢などが関係しているといわれています。


心理的原因として多いのは、身近な人との離別、職場でのリストラ転勤なども要因の一つになります。環境的要因としては、家族関係や職場での人間関係をはじめ、 身体的な疲弊(オーバーワーク) 企業によっては、終電に間に合わないような夜遅くまで、就労を余儀なくされる企業があります。身体的な疲労が連日のように続くと、いくら頑強な身体の持ち主であっても疲労が蓄積し、徐々に不眠や倦怠感がみられはじめ、ひいてはうつ状態にまで発展しかねません。


治療を行う場合、これらの要因を考えながら対応していきます。心理的要因、環境的要因にたいしては、精神療法的アプローチや認知行動療法をが行われることが多いです。


患者さんの不安、悲しみ、喪失感や無力感に共感し、かならず回復するのだから、それまで、焦らず、一時的に職場から離れゆっくりと休養をことをすすめます。


家族や職場の理解も不可欠です。例えば職場での仕事の負荷がストレス要因だった場合、会社を休職し、うつ病の治療を続け、ゆっくりと養生し復職できるまで回復したとしても、病前と同じような仕事の負荷がかかってしまえば、再発してしまう可能性は高くなります。そのような時は、復職後の初めに一か月ぐらいは、半日勤務で1日おきに会社へ行くなど、徐々に労働時間や日数を増やしていくなどの労働環境調整がとても大切になります。


会社との調整は、本人が直接会社と調整の話し合いをする場合と、第3者が間に入って調整する場合があります。
会社に産業医等がいる場合は、主治医から産業医へと診療情報提供が行われ、産業医の指導のもと会社が労働環境を調整します。また産業医等が居ない会社の場合は、直接主治医が会社に診療情報提供などで労働環境の調整を指導する場合もあります。また、臨床心理士など心理職が会社と調整する場合もあります。
本人が直接会社と話し合いを持ち調整するのは、心理的負担が大きいことがあるので、多くの場合は第3者を通して行われる場合が多いです。





テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

プロフィール

こころの手当

Author:こころの手当
40歳を過ぎて大学院に入学し、晴れて臨床心理士になれました。小中学校でスクールカウンセラーをする傍ら、心療内科・精神科病院で心理士として悪戦苦闘しながらものんびり生きています。

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